採用担当の岩本です。社内のエンジニアにインタビューしていくこちらのシリーズ、今回は神戸拠点のパパエンジニア・仁部さんに「育児と仕事」をテーマに話を聞きました。
お子さんが3人いる中、家事育児と仕事の両立のため毎日が戦争のように忙しいそうですが、在宅勤務のおかげで余裕ができていると語ります。

―家族構成はどのような感じなんでしょうか?
仁部:私と妻と子供3人です。子供は中一と小三の男の子が二人と、保育園年長の女の子。妻は看護師で夜勤や休日の出勤もあるため、家事育児は夫婦で協力し合わないと難しいです。そのため、週3日は在宅勤務をしています。
―お子さんが3人いるとかなり忙しそうですね。在宅勤務の日の一日の流れはどのような感じですか?
仁部: まず朝ですが、5時に起きて6時半までに朝食をつくったり洗濯をして、自分の身支度を整えます。6時半に子供を起こして、7時半に下の子を保育園に送りに行きます。小中学生の息子二人は、朝食を食べて勝手に出かけて行ってくれるので助かっていますね。
9時から18時は子供たちがいないので、家で落ち着いて仕事ができます。その間に上の子達は帰ってきますが、仕事が終わるとそこから下の子を保育園にお迎えに行きます。家に戻って夕食の支度をして、お風呂に入れて、上の子たちには宿題をやらせたり・・。
夜勤のない日だと8時、9時には妻が帰ってくるので、そこからは交替したりしながら 、だいたい22時までには子供たち全員が寝てくれます。
で、そこから食器洗ったり、洗濯したりで私は24時くらいに就寝する感じでしょうか。もう、毎日がバタバタです(笑)。

―話を聞いているだけでも大変そうです。当社では在宅勤務の制度は昨年の5月に運用を開始しましたが、在宅勤務をするようになってどのような変化がありましたか?
仁部: まず通勤がなくなったので時間に余裕ができ、保育園の送り迎えがすごくしやすくなりました。通勤する日は往復で1時間半ほどかかるため、 定時であがっても時間ぎりぎりなのですが、 在宅勤務の日は30分くらい残業してもお迎えに間に合います。
あとは、平日でも子供の学校が休みの日や、体調不良で登校できないときなんかも、仕事を休まなくても家にいてあげられるのでありがたいですね。
―確かに、お迎えに苦労しているパパママの話もよく聞きますね。前職はあまり時間の調整がきかない環境だったんでしょうか?
仁部: 実は、前職からの転職を考えた理由のひとつが残業が多いことでした。勤務地も住んでいる神戸ではなく大阪で、なかなか子供と一緒にいてあげられないことが悩みでした。もっと子供との時間を増やしたかったんです。
メンバーズエッジに入社前に面接のときに、残業ができないことを伝えたのですが、問題ないと言ってもらったのが印象的でした。 今は仕事はもちろん、子供ともしっかり向き合えるようになりました。
― それは採用担当としても嬉しいです。子育てしやすい会社の条件として、そのほかに何かありますか?
仁部: 在宅勤務や時間の調整がきくことのほかに、チームもお客さんも、人間関係がとてもいいことが働きやすさのポイントな気がしています。
子育てしながら働くことって、一緒に働く仲間に迷惑をかけることが結構あるんですよね・・。子供の体調不良や、運動会、行事などでお休みしないといけないこともあるのですが、チームメンバーもお客さんも本当に快くどうぞどうぞと言ってくれるんです。こちらも迷惑かけて申し訳ないな、という気持ちなので、本当にありがたいですね。
―人間関係がいいというのは、実は社員からよく聞くんです。
仁部: 変な上下関係がなくてフラットなのもあるでしょうね。前職とはぜんぜん雰囲気が違うなと思います。
あとは、 制度があるだけでなく、誰もが利用していることもいいと思います。在宅勤務のような制度があっても実際には使いづらい、という会社もまだまだ多いのではないかと思いますが 、うちではみんな気兼ねなく利用しているようなので。
―子育て中かどうかに関わらず、みんなが使っている制度であれば、引け目を感じなくてすみますね。
仕事の面では、入社して変化はありましたか?
仁部: 一番大きいのは、お客さんと対等の関係でものづくりができるというところですね。前職はSIerだったので、お客さんから言われたものをそのとおりつくる仕事でした。今は社員と同じような感じで意見も出しますし、歓迎してもらえます。一緒に関係をつくっていけるので、モチベーションはあがりますね。
以前はある意味つくったらそれで終わり、という仕事でしたが、今はお客さんからフィードバックをもらいながらプロダクトを育てていく喜びがあります。
今後は、より上流の仕様や要件をつくるほうに携わってみたいですね。
― 仕事面でもよりいい変化があったんですね。
仁部: 入社してみてしみじみ思うのが、子育てと仕事、両方フルにできる会社に入れたということ。子育ては限られた期間しか携われないですし、子供との時間は本当に貴重ですが、仕事も楽しみながら成果を出したいですよね。
子育てと仕事、 どちらもあきらめなくていい、というのがメンバーズエッジのよさであると思います。
―ありがとうございました!
今回の話には出てきませんでしたが、育児中・介護中の社員は業務中に休憩を複数回、不規則に取ることも可能です。家事やお迎えのために日中休憩をとって、夜の時間にまた仕事をすることもできます。
今後も、社員のさまざまなライフスタイルに柔軟に対応できる会社にしていきます。
在宅勤務で子育てと仕事を両立している社員の話をもっと見たい、と感じた方は、ぜひこちらの記事もごらんください。