Scrum Fest Osaka 2022 イベントレポート 前編(1日目)

Scrum Fest Osaka 2022 イベントレポート 前編(1日目)

初めまして、メンバーズエッジの藤井と申します。 先日、Scrum Fest Osaka 2022にオンライン参加してきました!

https://www.scrumosaka.org/

本イベントは2日間のイベントとなっており、本記事では1日目を前編、2日目を後編としてレポートさせていただきます。
※2日目のレポート記事はこちら

はじめに

Scrum Fest Osaka 2022は、アジャイルやスクラムのセッション(講演)がメインのイベントです。

20〜90分程のセッション(講演)が50本以上あり、スクラムの事例やアジャイルコーチ、スクラムマスターの生の声を聞くことができるので、これからスクラムやアジャイルを学びたい人、スクラムを導入してみたいと考えている人におすすめのイベントでした。

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イベント概要

名称:Scrum Fest Osaka 2022
公式サイト:https://www.scrumosaka.org/
セッション(講演)一覧:https://confengine.com/conferences/scrum-fest-osaka-2022/proposals
イベント期間:6/17(金)〜6/18(土)
開催形式:大阪や各地域(品川、新潟など)での現地開催とオンライン開催のミックス
オンライン開催の利用ツール:Zoom、Discord

1日目

初日は、以下のようなラインナップとなっております。

  1. オープニングイベント
  2. 基調講演
  3. F1グランプリ
  4. セッション終了後のDiscordでの交流

オープニングイベント

いよいよイベントが始まりました!

オープニングは、Zoomで行われていて、実行委員会の方から、本イベントの流れや概要について説明がありました。各スポンサーの紹介やCMが流れ、かなり有名な企業も本イベントに注目しているようです。弊社も、本イベントの協賛をしており、オープニングイベントで紹介いただきました。

基調講演

基調講演は、スクラムガイドの翻訳をされている角 征典さんによる、「Masanori Kado – クリーンスクラム―基本に立ち戻れ―」というものでした。

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-osaka-2022/proposal/16830

最初に、アンクルボブが書いた、クリーンアジャイルの紹介から始まりました。スクラムやアジャイルについて調べるとたまに目にすることがあるアンクルボブという謎の人物ですが、アジャイル宣言の写真に写っているRobert C. Martinという方のことらしいです。

本題に入り、大きく三つのお話がありました。

スクラムがうまくいく理由

プロジェクトには、構造的複雑性など様々な要因で複雑になっているものがありますが、それに対して適切にスクラムは対処することができるので、うまくいくという話でした。

創造性を発揮するための多様性が大事

多様性と言っても、機能的多様性のことで、他と比べて明らかにDS(どうかしている)な個性が必要なようです。DSな人がいると、チームに多様性が生まれ、スクラムマスターが必要になるというものでした。

「基本に立ち戻れ」規範こそ重要

スクラムを進めるにあたって、プログラマーの規範(プログラマーの誓い)こそが重要で、規律があって初めてスクラムが機能するといった話でした。スクラムの話を聞いていたと思ったら、プログラマーとしての規範を守りましょうという基本の内容となっていました。スクラムの勉強をしていると、どんどん新しい手法や技術に目が行ってしまいがちなのですが、今回の「基本に立ち戻れ」というメッセージにハッとさせられました。

F1グランプリ

基調講演の後にトラック紹介(セッションを地域ごとに分けたもの)があり、その後、「F1グランプリ」というスクラムに関する悩みに対してフィードバックするイベントが始まりました。

https://confengine.com/conferences/scrum-fest-osaka-2022/proposal/16888/f1-22

先ほどの基調講演の角さんも登壇され、とても賑やかなイベントでした。登壇者が5人程おり、視聴者から寄せられたスクラムに関する悩みに対してスクラムの視点からフィードバックするというものでした。それらのフィードバックの中で最も視聴者に支持されたものが優勝という内容でした。

視聴者の悩みには、

  • アジャイルを広めようとすると「時間がない」と言われてしまう
  • スクラムマスターも開発や設計、テストなど理解できていた方が良いか

といったものがありました。

それに対して、登壇者は、

  • アジャイルはコソコソ広めましょう
  • スクラムマスターはスーパーマンではないので、優先度をつけて勉強しましょう

など、視聴者に寄り添ったフィードバックをたくさんされてました。

スクラムに深い知見のある方々の本質を突いたフィードバックはとても勉強になりました。

セッション終了後のDiscordでの交流

セッション終了後、Discordでウロウロしていると、いくつかボイスチャットが用意されていたので、試しに「廊下」というボイスチャットに入ってみました。

少し待っているとたくさんの方が入ってこられて、スクラムや本イベントについて色々話すことができました。どうやら、本イベントは何度も開催されてるようで、既に4回も参加されたことがある方もおり、独自のコミュニティが築かれているようでした。

弊社内でも、スクラムについて話すことは多いのですが、情報源が似てるので、いつも通りの結論に至ることが多いです。今回、様々な人と交流して、初めて聞くスクラムの使い方やスクラムイベントの裏話など聞いて、 スクラムにはたくさんの可能性があると改めて思いました。交流の場で聞いた情報を弊社内に持ち帰って、チーム運営に活かし、新たな情報を元に活発な議論を行おうと思います。

1日目を終えて

1日目は、セッション(講演)というより、オープニングイベントとしての色が強いものとなっていましたが、スクラムを学ぶに当たってプログラマーとしての基本こそが重要だということを学ぶことができました。また、様々な企業や個人がスクラムを推進していることを知ることができ、2日目がますます楽しみになりました。

以上で1日目(前編)のレポートとさせていただきます。2日目(後編)のレポートでは、スクラムマスターやエンジニアによるセッション(講演)など、貴重な事例や手法について紹介しますので、ぜひ見ていただけると嬉しいです。

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