2人の子持ちパパがAWS認定試験11冠達成できたのでコツなどご紹介

2人の子持ちパパがAWS認定試験11冠達成できたのでコツなどご紹介

はじめまして。メンバーズ エッジカンパニーの今泉です。

2021年2月 ~ 2021年10月までの期間を通して、AWS認定試験11種全ての試験に合格することができました。

子育てしながらの受験ということで自分なりの知見が溜まりましたので、ご紹介させていただきます。

私の現況について

はじめに私を取り巻く状況については以下のようになっております。

  • エンジニア歴は 2 年半ほど
  • アラサー
  • 子供が 2 人
    • 1人は 3 歳、1人はもうすぐ 1 歳
  • 二人とも可愛い 👶
    • 可愛さ余って・・・の時もあります 👹

子供や妻との関わりを望みながら、自分のエンジニアとしての成長を両立したいという思いが常々あります。

そんな際に 2020 年 12 月頃に とある方から「AWS について知見を深めて欲しい」という要望をいただきまして、どうせ勉強するならAWS 認定試験を受けてみようかな!と思い、学習を開始することにしました!

なお、この時点でAWSに関する知識はほとんどありません。EC2とS3くらいしかまともに触ったことがない状態でしたが、後述する弊社の資格報奨金制度を利用しながらいくつか別の資格試験を合格した経験がありました。

こちらは私が AWS 認定試験の受験を開始するまでに取得・合格してきた資格試験の履歴です。

資格・試験年月
LPIC レベル 12020 年 5 月
PHP7 技術者認定初級試験2020 年 7 月
LPIC レベル 22020 年 8 月
LPIC レベル 32020 年 9 月
OSSDB Silver2020 年 10 月
Python エンジニア認定基礎試験2020 年 11 月

ちょうど2人目の子供が生まれてきそうだったのですが、既に資格試験の学習に対して苦手意識があまり無い状態なので
「まぁ、今までより時間は減るけどなんとかなるだろ!」という軽い気持ちでした。

なお、妻とはあらかじめ話をした上で、空いた時間で学習・受験するということにしました。

が・・・

当然思い通りにはいきませんでした。

実際に 2 人目の子供が生まれてきてくれて、幸せが数倍になった一方、自分だけのために取れる時間は激減していきました。

今までは長女を寝かしつけた後や、仕事が始まる前も学習時間として確保していたのですが、子供2人に対して両親の人数が2人。しかも子供の一人は赤ちゃん。当然これまでよりも必要なパワーが桁違いです。

長女が赤ちゃんの時にも体験したはずなのに何故忘れるのか不思議です。

仕事が終わった後は、疲れも溜まっている上、いつ子供が目を覚ますかわからないため、学習の効率が良くないという事に気付き、「子供たちが起きる前の早朝に学習しないと集中できない」 という結論に至りました。

ということでこれまでの人生で一度も成功させたことのない朝活にチャレンジすることにしました。

可処分時間の洗い出し

これまで隙間時間や、家事をしながらの「ながら勉強」をしていたのですが、どうしても集中したい作業があるため、したいことの洗い出しを行いました。

  • 開発作業やAWSコンソールを実際に触ってみる(絶対集中タイム)
    • 1h ~ 1.5h は欲しい
  • AWS認定の過去問や動画視聴(出来れば集中タイム)
    • 0.5h ~ 1.0h
  • その他学習(隙間時間でOK)
    • 0.3h ~ 0.5h

私はほとんど在宅勤務をさせていただけているため、それを踏まえて平日のスケジュールをざっと立ててみました。

平日のざっくりスケジュール
  • 睡眠は削りたくないので7時間確保
  • 「絶対に集中したい作業時間」を1h ~ 1.5h 確保するべく朝の5時起きを目標に(子供を6時30分頃に起こすため)
  • 朝の業務が始まる前の時間を「準集中したい作業時間」として設定し、AWS認定試験に関する座学時間等にあてることに
  • ちょっとした英単語の学習などは隙間時間や家事しながら学習で良いと考え、空いた時間にやっていくように
  • お昼休みの間に最低限の運動や、ながら学習をすることに
  • 夜で空いた時間はストレス解消や、気分が乗れば学習時間にすることに

休日に関しては妻と話をして、土日のいずれかの午前の時間を学習時間に当てさせてもらえるようになりました。

結果

前述のスケジュールを組んで学習の時間を確保することにより、約 1 ヶ月に 1 度のペースで試験を受験し、幸いにも全て一回で合格することができました。

資格・試験年月
AWS 認定 クラウドプラクティショナー2021 年 2 月
AWS 認定 ソリューションアーキテクト2021 年 2 月
AWS 認定 SysOps  アドミニストレーターアソシエイト2021 年 3 月
AWS 認定 デベロッパー アソシエイト2021 年 4 月
AWS 認定 ソリューションアーキテクト プロフェッショナル2021 年 5 月
AWS 認定 DevOps  プロフェッショナル2021 年 5 月
AWS 認定 セキュリティ 専門知識2021 年 6 月
AWS 認定 データベース 専門知識2021 年 7 月
AWS 認定 高度なネットワーク 専門知識2021 年 8 月
AWS 認定 データアナリティクス 専門知識2021 年 9 月
AWS 認定 機械学習 専門知識2021 年 10 月

習慣化・朝活継続のためのコツ

偉そうに「5時に起きて学習を頑張っています!」みたいな空気を出しておりますが、実際は時間通りに起きれない日も少なからずありました。

5時30分や6時に起きてしまったりとか・・・

しかし、やっていくうちに、ちょっと起きるのが遅れたくらいで「朝活失敗」と判断し、自己評価を引き下げるのはもったいないと思いました。

「一説では社会人の平均学習時間は6分と言われれているなか、朝起きて勉強しているだけ凄くない?具合悪い日もあるのに・・・」

ということで、スケジュールは立てたものの1日にやりたいことに関しては、二重目標でハードルを下げることにしました。

二重目標で習慣化のハードルガン下げ


一見悪徳に見えて二重目標を勧める男

「これさえ守れば 1 日の学習は完了とする目標」 と「実際ここまでやっておきたいという目標」の 2 つを設定することにしました。

世間一般では「二重目標」という名前があることを知りました。

具体的には私は以下のような形で目標を設定しました。

  • 開発もしくはAWSコンソールぽちぽち
    • 最低限の目標
      • 何かのサービスについてどんな設定項目があるかコンソールで見る
      • もしくはよくある質問を確認する
    • 実際ここまでやっておきたいという目標
      • サービスのチュートリアルに手を付ける
      • 手を動かしながら、リソースを作成する
  • AWS 認定試験のインプット
    • 最低限の目標
      • 5 分だけ公式が出している動画を見る
    • 実際ここまでやっておきたいという目標
      • 30分程度動画を見る
  • AWS 認定試験のアウトプット
    • 最低限の目標
      • 3 問だけ問題演習を解く
    • 実際ここまでやっておきたいという目標
      • 20 問演習をして、わからなかった問題の理解を深める

実際ほとんどの日は 「ここまでやっておきたいという目標」の方を達成しようと頑張るのですが、体調が悪い日や気分が乗らない日は、最低限の方の目標の達成のことだけ考えて毎日実行しました。

何かを毎日続けることで、私のような自分に自信がなかった人間でも「まぁ最低でも毎日このくらい継続してるし!」という謎の自信のようなものが湧き上がってきたのでとても良かったです。

朝活についても 「基本は 5:00 には起きるけど、どうしてもきつい時は 5 分だけでも OK」くらいの気持ちでやることで、「6 時 15 分に起きてしまった・・・」ではなく 「最低目標達成したし、朝活成功だわ」という気分になります。

朝に早く起きるという習慣自体が気分を良くする効能があるのかもしれませんが。

お金の力を借りる

弊社には会社が取得を推奨する「キャリアサポート」という制度があります。

エンジニアのキャリアアップにつながることに対して金銭面でも支援をしてくれるのですが、その中に推奨資格に対する「資格報奨金」の制度もあります。

推奨資格に合格することで 受験費用とは別に報奨金をもらうことができます

推奨資格は時流に応じて増やしてくれるため、私も甘えて「AWS 認定試験の全分野を推奨資格にしてほしい」とアンケートで意見して、すぐに増やしてもらうことができました。

これにより 「この試験に合格したら家族でおいしいご飯を食べる」、「欲しかったガジェットを購入する」といったモチベーションにもつながりました。

文明の利器の力も借りる

資格報奨金のおかげで、「欲しかったけど自分のお小遣いで買うのは微妙かも」といったガジェットを購入することができるようになりました。

その中で Apple Watch を購入したのですが、これが大当たりでした。

スマートフォンと連動した各種通知はもちろん、日々の運動の記録や、学習の記録などもスマートフォンを開かずとも容易にできるようになりました。

これで日々の学習記録をたまに眺めることで、「あー俺頑張っているな。凄いな。俺凄い。」という悦に入ることが可能になりました。

ちなみに私の習慣化に大いに役立っているのがこちらの Streaksというアプリです。

自分が習慣化したいことを登録しておき、達成マークをつけることが可能です。
リマインダーなどの設定もでき、シンプルかつパワフルなツールです。

実際の私の画面は以下のようイメージになっています。(実際とは多少異なります)

Streaksの画面

ご覧の通り「常備薬」「スキンケア」とかいうふざけた習慣も入っています。

ちなみにですが、モチベーションが下がってきたときは Youtube で「AWS 12 冠」などのワードで検索し、既に全資格制覇しているエンジニアが語る動画を見ることでモチベーションを上げることもありました。

AWS 認定試験のコツ

ここからは具体的な AWS 認定試験のコツについて記載します。

こちらは分野問わず全ての試験に共通の学習方法となります。

最初に試験ガイドを眺める

まずどの試験でも必ず公式が出している試験ガイドを眺めます。

例えば ソリューションアーキテクトアソシエイトの場合はこちらになります。

こちらに試験の内容・配点方式が記載されているため、確認します。

初めて試験を受ける場合などは、何を書いているのかさっぱりわからないかもしれませんが、「なんとなくこういう分野の配点が高いんだな〜」程度の認識で良いので、最初に目を通しておきます。

公式のトレーニングを受ける・BlackBelt の視聴

次に試験ガイドで確認した分野の学習を進めます。

「試験ガイドに何が書いてあるかさっぱりわからなかった」という場合は、まずは公式のトレーニングを探します

例えば ソリューションアーキテクトの場合はこのようなトレーニングがあります。

  • どのような考え方が重要か
  • 具体的にはどのようなサービスが問題として出題されるか

などを把握します。

「試験にどのようなサービスが出題されるか」ということを頭に入れたら、公式が出してくれているサービス別資料を一通り眺めます。

こちらに BlackBelt と呼ばれる動画資料や、PDF を用意してくれていますので、各サービスの概要を頭に入れます。

触ったことのないサービス・聞いたことのないサービスの場合は特に動画資料を見ておくのがおすすめです。

問題演習・実機演習に進む

サービスの概要をなんとなくインプットできたら問題演習に進みます。

などの選択肢があります。

実際に利用してみて 費用対効果が高いと感じたのは AWS WEB 問題集で学習しようです。

正直試験に合格するだけならば問題演習を繰り返し解くだけで十分な場合もありますが、メインとなりそうなサービスだけでも実機を触っておくことがお勧めです。

たとえば AWS を全く触ったことがないのであれば、Udemy の「これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)」で実際に手を動かしながら学習することがおすすめです。

全てのサービスを触る時間がない場合でも、AWSのWebコンソールから各種サービスの作成用パラメーターを眺めることをお勧めします。

たとえば EC2 の設定画面にはどのような設定パラメーターがあるかを確認しておき、意味がわからないパラメーターを調べるだけでも勉強になると思います。

EC2インスタンスの作成時のパラメーター例

問題を解いていて、「そもそもこのサービスなんだっけ?」「なんでこの答えが間違っているのよ」となった場合には、「サービス名 よくある質問」というワードで検索すれば公式がポイントをまとめてくれています。

使ってみてよかった学習媒体

実際に私が学習する上で使ってみて良かったと思った学習媒体を紹介します。
(一部既出です)

試験を受けてよかったか

とても良かったです

資格試験に否定的な意見もあるかと思いますが、受けて時間の無駄だったと感じたことはありません。

私のようなアプリケーションデベロッパー寄りの凡庸な人間でも、システムの裏でどのようなサービスが動いているのか想像できるようになりました。

また、サービスの構成を考える上で「どのような仕組みを利用すれば拡張性が高く実装できそうか」といったことを考えられるようになってきました。

資格試験については様々なご意見はあると思いますが、AWSを知り尽くした人たちが頭を捻って考えた試験です。

皆さんも受験を検討されてみてはいかがでしょうか。

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