メッセージ

メンバーズエッジは、国内大手企業のWebマーケティング支援を手がける株式会社メンバーズの「ベンチャー内ベンチャー」として2017年4月に設立されました。

メンバーズエッジ設立の背景と、いまも変わらない私たちの「思い」についてお話をさせていただきます。

代表取締役 塚本 洋

自社サービス開発の挑戦と失敗

私は、2004年にメンバーズに入社し、国内大手企業のWebサイトリニューアル等の大規模プロジェクトのPMを担当していましたが、2011年に株式会社コネクトスターという子会社を設立し、自社サービスの立ち上げを経験したことで転機が訪れます。

これまでの大手企業とのプロジェクトは、いわゆるウォーターフォールと呼ばれる手法で開発を進めていたのですが、短期間、かつ少人数でサービスの立ち上げをする必要があった当時のチームが採用した手法はアジャイル開発でした。

その頃、まだ日本ではアジャイル開発はあまり普及していなかったため、ノウハウも知識もなかった私たちは、数少ない書物をもとに読書会を開いて勉強し、自分たちで実践しながらアジャイル開発の手法を習得していきました。

0→1のサービス開発には様々な課題が降りかかりましたが、アジャイル開発の手法を習得しつつあったチームは、一つひとつ課題を乗り越え、成長していきました。

私は、チームメンバーが自ら困難を乗り越えて成長し、活き活きと開発を続ける現場を見て、これはエンジニアの新しい働き方だと確信をしました。

PM Waterfall Agile Team

エンジニアが主役、開発現場が花形

残念ながら自社サービスは約2年で終了することになったのですが、その時の経験が忘れられず、親会社に戻り、2013年にアジャイル開発の専門組織を立ち上げることにしました。

その後、アジャイル開発の専門組織を発展させるかたちで、子会社設立の事業プランを練ることになるのですが、その際も、これまでの経験からアジャイル開発を採用し、エンジニアが主役の開発現場が活き活きとした会社をつくりたいと思っていました。

SIerが得意とするレガシーなシステム開発のアプローチは、PMがトップで、要件定義や設計をするSEがその下、そしてプログラマーやテスターは最下層に位置付けられる、ピラミッドのような組織構造になっています。

この構造では、実際にプログラミングをし、動くプロダクトをつくるエンジニアは最下層に位置づけられ、エンドユーザーや顧客から最も遠い位置で、お客さまと顔を合わせることもなく言われたことをつくるだけ。
そして、プロジェクトのしわ寄せはすべて開発現場に押し付けられる。
いわゆる疲弊した開発現場は、こうした構造から生まれています。

また、開発プロセスの多くは外注化され、多重請負構造が問題視されるなど、産業全体の課題にもなっています。

そこで私たちは「開発現場を花形に」というコンセプトのもと、このピラミッド構造を逆さまにしたモデルをつくりたいと考えました。

ものづくりをするエンジニアによる開発チームがお客さまに最も近い場所にいること。お客さまとの直接対話により、継続的にプロダクト開発を進めていくこと。

誰かの指示により開発をするのではなく、フラットなチームで主体的に開発業務を進めていくこと。そういった大切な要素を一つひとつ組み合わせていきました。

こうして、当社が「Growth Team」と呼ぶ、当社のエンジニアがチームを結成してお客さまのプロダクト開発を継続的に支援するチーム型システム開発のサービスモデルができあがりました。

そのため、私たちのサービスは、継続的なプロダクトの成長を必要としているお客さまとの直接契約のみで、開発スタイルはアジャイル開発を採用するといった特徴をもったモデルになっています。

お客さまは成長ステージにいるベンチャー企業を中心に、自社サービスはもちろん、サービス開発にもスピードと変化が求められる会社。
そしてお客さまとフラットな関係でワンチームとして進めていける企業さまとのお付き合いを大事にしています。
もちろん、SIerの下請けの案件はやりません。

メンバーズエッジのサービス「チーム型システム開発 Growth Team」
成長IT企業との直接契約 準委任×長期契約 アジャイル開発

日本中で仲間を集める

親会社のメンバーズで立ち上げたアジャイル開発専門組織は、東京メンバーが中心でした。メンバーズエッジの事業プランを練り上げていく中で、エンジニアの採用をどのように進めていくかという大きな課題に直面しました。

そこで、試験的に当時拠点のあった仙台と北九州で募集をかけたところ、3名が応募してくれました。

1人は、仙台のSIerで長く働き、疲弊していたエンジニア。技術志向が非常に強く、キャリアを積めば積むほどものづくりから遠のくSIerで働き続けることに不安を持ち、当社の理念に共感して入社してくれました。

あとの2人は、北九州でエンジニアになりたくてもなれなかった若者たち。北九州にはWebエンジニアの求人が非常に少なく、彼らはエンジニアを志しながらも、当時は薬局や本屋に勤務していました。

リモートワークが今後ますます当たり前になっていく時代。地方でやりがいのある仕事に就くことができない人材を仲間に迎え、彼らが持つ才能を発揮してもらい、地方でもやりがいのある仕事をつくっていける。お客さまにとっても、これまで一緒に仕事ができなかった日本中の優秀な人材と仕事ができる。
これはいいことずくめだと感じて、メンバーズエッジは地方拠点を活用したリモートワークチームをつくってサービス提供をするモデルにしようと決めました。

いまはこれを発展させ、「日本中どこでも働ける」ことを目指しています。

CSV経営の実践

メンバーズエッジは事業活動を通じて、自社の成長や社員の幸せを目指すだけでなく、社会全体の課題解決を同時に実現するCSV(Creating Shared Value = 共通価値の創造)経営を実現しています。

「失われた30年」と言われ、成長が鈍化し、様々な課題を抱える日本。私たちは、当社の開発チームによる技術力の提供を通じて、日本のこれからの成長を牽引するIT企業や、ベンチャー企業がたくさん生まれることに貢献したいと思っています。

また、東京と地方の格差をなくして地方でも東京と同じ仕事内容と報酬を実現し、場所にこだわらずにやりがいのある仕事に就ける機会をつくると同時に、地方経済を元気にして東京一極集中で発生するさまざなま課題を解決していきたいと思います。

そして、なにより当社のミッションでもある「エンジニアが心豊かに働ける社会をつくる」を実現するため、エンジニアの経済的な豊かさだけでなく、常に成長を続けられる環境をつくること、通勤ストレス解消などでゆとりある時間を生むこと、家族や地域とのつながりをつくることなど、エンジニア一人ひとりが充実したキャリアを積み、幸せな人生を送れるようにしていきたいと思っています。

メンバーズエッジのミッション・ビジョン

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